カイロ屋岩岳

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数学の問題で　アキレスと亀

と言うのがあるそうです。


亀の１０ｍ後ろから足の速いアキレスが

『よ〜い、ドン』でスタートし

亀の居た場所にたどり着いたとき

亀も何ｍかは先に行っている。


その位置にアキレスがたどり着いたとき

また亀はそれよりは前に進んでいる。


これを繰り返すと

アキレスが如何に足が速くても

絶対に亀を追い越せない。

という理屈があるそうです。


もちろんこれは間違いです。

時間は無限にあり

アキレスはいつかは

亀に追いつき、そして追い越します。


時間の連続性を無視　して

いつまでたっても

亀が直前居た場所まで

の時間しか考慮しないから

陥った罠でした。


逆もあります。

たとえば１０００年後に追いつく程の

ハンディキャップを与えたら

８０年の人生ではとても追いつかないので

一生追い越せません。


スキーのニュートラルで悩んでいましたが

瞬間々々の映像しか

思い描かないから悩むんでしょう。


よく、止まっていて出来ない事は

動いていては絶対出来ないと言いますが

これは、基本の重要性を表した言葉。


動いていないと出来ない事　もあります。


人間は時間と重力空間の中で生きています。

それを理解しないと

スキーも絶対上達しないでしょう。

いま一番の課題です。