バイクのブレーキは六つ!!
2015-11-18 09:15:420 Comments
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頭の体操の回答 バイクのブレーキは六つです!
これが、模範解答です。
因みに第6のブレーキは心のブレーキ!
第六感じゃありません(笑)
免許停止の講習会ではないので
心のブレーキはおいといて、物理的なブレーキは5つです!
1.前輪ブレーキ
2.後輪ブレーキ
3.エンジンブレーキ
4.エアブレーキ
5.コーナーブレーキ
第一、第二はそのまんま。
第三のブレーキは、車と同じでエンジンブレーキ。
第四のブレーキ あたりから説明が必要です。
第四、第五のブレーキは、自転車、スキーにも通じます。
先ずはエアブレーキ。
その名の通り、空気抵抗を使ったブレーキで、バイクのサーキット走行時
上体を伏せて、前方投影面積を小さくすればエアブレーキ(空気抵抗)を極小化できます。
逆に上体を起こして、大きな空気抵抗を使うのがエアブレーキ。
どのくらい、効果があるかと言うと、サーキットを時速200キロで走っていて
急に上体を起こすと、その空気抵抗で、一気に時速120キロ程度まで落ちます。
更に、そのあともスピードはどんどん落ち続け、この効果は止まるまで続きます。
スキーで向かい風の中、歩く程度の時速5キロ程度で滑っていた時
上体を伏せて、クラウチングスタイルにするだけで
小走り程度の時速10キロ程度まで、スピードアップできました。
自転車も同じで、荒川サイクリングで、その効果の大きさを実感しました。
そして最後は第5のブレーキ コーナーブレーキ。
物理の法則で、何の外力も加えなければ、物体は 等速直線運動 を続けます。
向きが変わると言う事は、それだけで、減速要素です。
サーキット走行で、明らかに攻めすぎでも、曲がり始めると、思った以上に失速します。
曲がるだけでブレーキがかかる! これが コーナーブレーキ です。
スキーも同じ。
上体が突っ込み過ぎだと、前荷重のままで、いつまでも失速し続けます。
適度な前後の体重移動が、板に溜まったエネルギーを、効率良く推進力に変換できます。
ただの前後移動だけでなく
各タイミングで、最適の前後位置があります。
即ち、最適の前後移動速度があります。
これをもっとうまく使いたい!!
五つのブレーキをうまく使いましょう!
そして、心のブレーキも忘れずに!