踏んだり蹴ったり判例
2015-12-18 09:13:490 Comments
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昨日のブログで、新たな憲法判断について書きましたが
僕が社会に出た頃 踏んだり蹴ったり判例が覆りました。
夫婦同姓は合憲
女性の離婚後結婚禁止期間は一部が違憲、と言うのが、一昨日の新たな判例でした。
似たような判例で 踏んだり蹴ったり判例 と言うのがあります。
僕が社会人1年目の重大ニュースで
それまでの最高裁の判例が覆(くつがえ)った、と大々的に報じられました。
元々は大昔に、妻を捨てて愛人のもとに走り
愛人との同棲を始めた夫からの、離婚を申し立てた裁判でした。
判決で、裁判長が一方的に出て行った夫の、自己都合での離婚が認められれば
妻は踏んだり蹴ったりである
と訴えを退けた事から、踏んだり蹴ったり判例 と呼ばれていたそうです。
ところが30年ほど前に、この判例が覆りました。
日本も、欧米並みの破たん主義に変わった判例として、大ニュースなりました。
もっとも、そこには、破たん期間の長さや
養育すべき子供がいない事など 厳しい条件付き でした。
いま、司法制度改革で色々な事が大きく変わりつつあります。
その時期に、一昨日の2件の憲法判断が出されました。
違憲立法審査権 は、どこまで機能するのか?
世の中、もっと住み良くなって欲しいものです。