大安寺橋スキーバス事故
2016-01-29 11:13:540 Comments
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軽井沢のバス事故の直後のためか
昨日のニュースで 大安寺橋スキーバス事故31年目の慰霊祭 について報道されました。
事故が起きたのは昨日、1月28日だったそうです。
僕が学生の頃でした。
直接の知り合いはいませんでしたが
同世代の学生が多数犠牲になったので、とても他人事ではありませんでした。
しかも、目的地は北志賀高原の竜王スキー場。
当時、僕が毎年仲間と初滑りをするスキー場です。
もしかしたら、そこで亡くなった人達と、友達になっていたかも知れません。
今の報道では
運転手の過酷な労働条件が問題になりますが、元々国道19号は危険な道でした。
昔は、いつもどこかで工事をしている、山間部の主要幹線道路。
事故が起きた大安寺橋は、ダム湖を対岸に渡る橋でした。
当時国道19号には何ヶ所もあった、国道を直角に曲がって犀川の対岸に渡る橋でした。
今でも何ヶ所か残る、危険な橋のうちの一つです。
最近の社会情勢から、バス会社や旅行会社のみに
批判が集中しますが、それだけが問題の本質ではないと思います。
国道19号ですが、今は大安寺橋は撤去され、国道19号が直進するルートです。
もちろん、当時も予算が充分あれば
用地買収や道路整備が進み、より安全なルートになったでしょう。
その当時としては、できる事を最大限やった結果だと思います。
しかし、やるべき事はやったから仕方がない!
そう片付けてしまうには、あまりにも犠牲が大きすぎました。
国道19号は、僕も良く使いますが、トンネルを抜けた、新大安寺橋の脇の
旧大安寺橋跡の慰霊塔を通るたび、犠牲になった同世代の人たちに手を合わせます。
旧大安寺橋は撤去されましたが、今でも、慰霊塔につながる道が整備されています。
この道を整備する事が 今後も安全に最善を尽くす決意表明の様な気がします。
今後も更に
安全は最優先で取り組まなければならない!
そう思います。