頑張れ白鵬!
2016-04-04 07:45:360 Comments
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大相撲大阪場所は白鵬の
36回目の優勝に終わりましたが
衰えの見える白鵬に批判の声も上がってます。
ここで、白鵬には大横綱の意地を
見せてもらいたいのと、その白鵬を
実力で引きづり降ろしてこそ
稀勢の里が、真の横綱になれると期待します。
今場所、何かが変わった稀勢の里に注目です!
朝青竜も最後は品格を問題にされて可哀想でした。
確かに、相撲界の厳しい掟を理解するのは
外国人には難しいかも知れません。
しかし、勝負に対する厳しさ
執念は見習うべきものもあります。
むかし、相撲解説で北の富士さんか誰かが
土俵上で大鵬に睨まれると怖かったと言ってました。
品行方正で国民栄誉賞までもらった
大横綱千代の富士も、本場所で負けた相手には
場所後、必ず出稽古に出かけ
これでもかと言うほど、徹底的に稽古をつけたそうです。
相撲解説でも、元千代の富士の九重親方は
稀勢の里に、もっと出稽古に行けと言ってました。
勝負とは、そのくらい厳しいものです。
ダメを押すのは、確かにいただけませんが
相撲に対する厳しさだけは
日本人力士にも、もっと見習って頂きたい。
古い話ですが
元NHKの鈴木健司アナウンサーがやっていた
テレビ番組で見た話です。
当時、鈴木健司少年は、現場で
双葉山が負けるのを生で目撃したそうです。
座布団は飛ぶは、煙草盆は飛ぶはで
こんな所に居たら怪我をする。
と、鈴木健司少年は頭を抱えて逃げ帰ったと言ってました。
その番組で
双葉山が69連勝で終わったのには
二つの理由があったそうです。
一つは技術的な事。
盤石の双葉山にも穴があり
通常は足を前後に開くが、取り組み中
たまに足が左右に揃ってしまう事がある。
そこを狙う以外に、双葉山を倒すチャンスはない。
と言うものでした。
そして、実際に安藝ノ海が勝った時は
揃った足に外掛けから崩して連勝をストップしました。
そして、もう一つが心理戦。
当時、双葉山は若手が実力をつけて来て
次の場所あたりで自分と対戦しそうだと思う相手に
場所前、徹底的に稽古をつけて
実力の差を叩き込んだそうです。
ところが安藝ノ海は場所前、盲腸の手術をして
『病み上がりなもんで』と逃げまくり
ついに一度も稽古をつけてもらわないまま
本場所を迎えました。
実際、映像では腹に手術の跡を隠すような
白いバンソウコウらしきものが貼ってありました。
おかげで、苦手意識を叩きこまれる前に
本場所で勝つ事が出来ました。
やっぱり凄い、勝負の世界!
そういう厳しい勝負の世界で
衰えの見える白鵬が必死なのは
仕方ない部分もあると思います。
その点、晩節を汚さなかった貴乃花
若乃花は立派だったと言う事でしょう。
その分、いま話題を提供してくれてますけど。
僕は個人的には、白鵬云々よりも
日馬富士に自分の相撲を思い出して欲しいなぁ〜!