チャンピオン
2017-08-22 09:31:380 Comments
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昨日NHKの人気番組 プロフェショナルで
先日V13を逃した山中慎介選手 の
特集をやってました。
まだ、タイトルを失ったばかり。
その試合の3ヶ月前からの
密着取材でした。
あの試合は残念でした。
序盤はパンチも当てていたチャンピオン。
4ラウンド、相手の連打をあび
タオルが入って、TKO負け。
相手のクリーンヒットで
ガードがさがった所に連打。
すぐにタオルが入りました。
まだ、タオルはちょっと早かったのでは?
プロの中でも、そう言う人もいたそうです。
僕も、もう少しガードが上がるのを待っても
良かった様な気はしました。
でも、昨日のプロフェショナルの
放映を見て分かりました。
所属ジムならではの適切な判断でした。
山中選手は29戦無敗のチャンピオン。
神の左と呼ばれるストレートを武器に
具志堅選手の持つ、連続防衛の
日本記録に大手でした。
しかし今回の試合前
ハードパンチの連打が武器の
挑戦者に対する対策として
ガードを固める練習をしました。
逆に、その事が
フットワークでかわすテクニックに
逆効果となり、動きが固くなったため
ガードを固める対策はやめました。
この事を山中選手は
やめたから、やった事が無駄だったのではなく
この対策がダメだと分かった分だけ進歩した。
と言っていました。
そして、ガードを固めないと方針転換した事を
誰よりも知っているトレーナーが
選手を守るため選択したのが
TKO負けでした。
あと何発か打たれれば
レフリーストップだったかも知れません。
そして、最後の一発までに
重大な事態になったかも?
その可能性を誰よりも認識していた
誰よりも山中選手を理解する
トレーナーの判断。
妥当な判断だった!
と、僕は番組を見て、そう思いました。