カイロ屋岩岳

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昨日の大相撲秋場所千秋楽。

横綱日馬富士の

大大大逆転優勝でした！


結び前の一番では

御嶽海が元気者の嘉風に

暴れまわれれましたが、最後は逆転の

叩き込みで勝ちました。


勝負のあと、自分が負けたと間違って

懸賞金を受け取らずに

土俵を降りかけました。


下がりかけて、行司に促され

自分が勝ったことに気づき

慌てて蹲踞（そんきょ）しなおして

懸賞金を受け取りました。


これで勝ち越し、来場所も関脇です。



結びの一番は見事でした。

勝たなければ、決定戦すらない日馬富士。

変化もあるかも？

と思いましたが、堂々の土俵でした。


以前、白鵬が記録のかかる一番で

変化で勝って優勝し、インタビューで

涙ながらに謝罪した、あの時

白鵬の変化で、負けたのは日馬富士でした。


あの時は、日馬富士が勢い余って

土俵の外まで、吹っ飛んでいきました。


それが頭をよぎったのか？

いやいや、今場所終盤の充実ぶりからすれば

最初から、変化は頭に無かったでしょう。


なすすべ無く敗れた豪栄道。

決定戦前の、控えの様子も好対照でした。


付き人ではなく

同部屋の十両力士を相手に指名し

立ち合いの練習を繰り返す日馬富士。


かたや、全く動かない豪栄道。

あれでは体が固くなって動けない？

と心配したら、当たってしまいました。


結びの一番、決定戦と２番続けて

日馬富士らしい立ち合いからの寄り。

豪栄道にチャンスはありませんでした。


結びの一番で、日馬富士の立ち合いを

受け止めたところまでは立派でしたが

一呼吸おいて、日馬富士が前まわしを取り直し

一気に出たところで、豪栄道の力が尽きました。


決定戦は、日馬富士の良さだけが

目だった相撲でした。


終盤で、星三つの差を

大逆転で優勝した日馬富士。

とにかく立派です。

みごと、一人横綱の責任を果たしました。

お疲れ様でした。


豪栄道は、このあと立ち直れるのかな？

体調を万全にして、再起してください！


十両優勝は阿炎でした。

おめでとうございます！


安美錦と琴勇気も決定戦に進出しましたが

優勝は阿炎でした。


安美錦は残念ながら

またも十両優勝は逃しました。

しかし、来場所は帰り入幕が濃厚です。

幕内最年長力士の復活です。


アキレス腱断裂の

大怪我から復活した安美錦。

約1年半ぶりの幕内です。


一時は、十両１２枚目まで落ちましたが

そこから、良く持ち直しました。


今場所は、幕内でも一番取って勝ち

久々の懸賞金も手にしました。


来場所からは、久しぶりの幕内で

下から上を煽ってください！

大活躍を、楽しみにしています。