白鵬優勝
2017-11-27 09:38:320 Comments
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大相撲九州場所は
14日目で優勝が決まり
横綱白鵬の40回目の優勝で
幕を閉じました。
おめでとうございます!
日馬富士問題に揺れた大相撲九州でしたが
終わってみれば、いつもの通り
白鵬の圧倒的強さだけが
光った場所となりました。
日本人力士の奮起を望みます。
その中でも、御嶽海は千秋楽に9勝目をあげ
来場所、初場所も関脇。
いよいよ、大関を目指す場所が始まります。
頑張れ信州の御嶽海!
安美錦は4連敗から、千秋楽で勝って
史上最年長での再入幕で勝ち越し。
ご立派!
更に活躍してください。
阿武咲も千秋楽で勝って勝ち越し。
若い力を示しました。
これからが楽しみな大相撲です。
ところで、白鵬は優勝インタビューで
父が64年の東京五輪のレスリング選手で
五輪銀メダリストでもある事から
自分も東京五輪まで現役を
続けたい意向を示しました。
白鵬なら可能だと思います。
しかし、今場所11日目の土俵で
大横綱らしからぬ態度を見せた事は
残念です。
大いに反省してもらいたいと思います。
そして、その土俵で見せた嘉風の相撲は
今後の、白鵬対策として
他の力士の見本になるものでした。
嘉風の金星インタビューがヒントです。
立ち合い前に、急に根拠のない自信が沸いて
立ち合いは、絶対負けないと思い込み
よく見て立ったようです。
かつて白鵬が標榜して、結局諦めた
後の先!(ごのせん)
立ち合いは、いつも通りの白鵬の張り手。
いつもは、頭から突っ込んで
白鵬の張り手の一撃を食らう所ですが
立ち合いに自信のあった嘉風は
一瞬遅れての立ち合いになりました。
このため白鵬の張り手は
嘉風の顎をかすめ
その隙に、嘉風は白鵬の懐に
もぐり込みました。
これで、完全にもろ差し状態。
白鵬は、いつもと違う感触に
もろ差された後の、自分からの待った。
こんな、自分に都合の良い待ったなど
当然 認められる訳も無く
立ち合い成立。
嘉風は、いつもよりハッキリと聞こえた
行司の はっけよい の声に
ここは、行くしかないと寄り切りました。
まさに、後の先!
白鵬は、張り手 や かち上げ など
相手の勢いを弱める立ち合いで
自分優位の態勢に持ち込みます。
これの対策として有効なのが
嘉風が使った 後の先。
立ち合いだけ対策しても
白鵬の優位は変わりませんが
それでも、勝てる確率は相当上がる筈です。
他の力士も
この一番をよく研究する必要があります。
日馬富士問題はいよいよ混沌として来ました。
一部の報道には
貴乃花親方が次の理事長選に
事件を政治利用しているような事まで
言われていますが
僕は、それは無いと思います。
筋の通らない事が許せない
貴ノ花親方の性格だと思います。
ただ、貴ノ岩の状態が本当は良くない
との話もあり、いまだ真相は闇の中です。
早く解決して欲しいものです。