カイロ屋岩岳

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昨日のニュースで

秋場所前の横綱稀勢の里の

映像が流れました。


順調な回復ぶりを伝える映像でしたが

痛めた左大胸筋が

コブの様になっているのが

気になりました。


筋肉はしなやかな方が良いです。


ぎっくり腰　も、そうですが

痛めた所が固くなると

また同じ所を、傷め易くなります。


骨折　も同じで、一度骨折して治った所は

太く、固く、なって、折れなくなります。


逆に、固くなった場所と隣の普通の境目が

折れ易くなります。


固さが一様の一本の骨が

外力で一様に歪んでも

ストレスが、全体に分散して折れません。


しかし、一ヶ所だけ固いと

そこだけが歪まず

固い所と、隣の普通の所の境目に

ストレスが集中して

そこが折れやすくなります。


古傷　が再発し易いのは、このためです。


骨折の事後が長引くのは

この、境目が滑らかにつながって

安定するまで時間がかかるからです。


折れた場所がつながっただけでは

完治とは言えません。


僕が　鎖骨の７、８か所の複雑骨折　から

完全回復するまで、２年以上かかりました。


今の　稀勢の里　の左の大胸筋が

ちょうど、そんな状態かも知れません。

そこが、心配です。


かと言って、これ以上休めない

進退のかかる場所。


なんとか復活して

御嶽海が綱を張るまで

頑張ってください！