カイロ屋岩岳

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昨日のニュースで　ボーイング７３７MAXが生産停止の見込み！　の報道あり。

昨年１０月と、今年３月に墜落事故を起こして、現在全面運航休止中の

ボーイング７３７MAXが、コスト面から生産停止の可能性があると報道されました。


運転再開の目途が立たないまま、減産が続いていて

このままだと、コストだけが膨らむため、生産停止の可能性が一番高いそうです。


アメリカ経済全体への影響も心配されているそうです。

日本では、まだ７３７MAXの導入実績はありませんが

今後導入予定の航空会社に大きな影響が出そうです。


航空産業は規模が膨大だけに、一度その信用に傷がつくと、影響は計り知れません。


日本は、第２次大戦の敗戦後、財閥解体や、航空産業禁止などで

日本の空を、アメリカに牛耳られて来ました。


国産旅客機の製造は、日本の悲願でもありますが、それに耐え得る経済基盤がありません。

開発には、膨大な費用が掛かり、その維持管理だけでも大変です。


原発事故でも、国の政策に乗っただけの東電に、全責任を押し付けようとする日本政府。


そこに行くと、アメリカのＦＡＡ（連邦航空局）は大したものです。

自国産業にどれだけ影響が大きかろうと、人命第一の基本は守ってます。


もし、今の日本で、同じ事が起こったら

役所をはじめ、国家ぐるみで事実隠しに奔走する可能性は高いと思います。


僕は、アメリカは大嫌いですが、そこの所だけは、さすがアメリカだと思います。

もっとも、今のアメリカが、どの程度の正義を残しているかは、甚だ疑問ですが。


とにかく、アメリカには、今の建前だけは死守して欲しいと切に願っています。


それと同時に、日本には大きな責任を負えるだけの文化が育って欲しいと思います。

技術立国日本の信用は大切に！