カルロスゴーンの逃亡方法
2020-01-06 10:38:430 Comments
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元日産会長の カルロス・ゴーンの逃亡の詳細が分かってきました。
どうやら、音響機器の運搬容器に隠れて出国した模様です。
これに関わった組織の一人が、元グリーンベレーだそうです。
国際的に有名な逃亡請負人で、もう一人の外国人と共に、犯行を主導。
掛った費用は22億円とも、言われています。
没収される保釈金15億円と合わせると、37億円ですが
この程度の金は、カルロスゴーンにとってははした金でしょう。
外国人逃亡犯では、許永中が有名ですが、許永中の場合はまだ
裁判所が認定した仮釈放で合法的に韓国に渡航後の逃亡でした。
しかし、カルロスゴーンは、弁護団をも欺き
大金で犯罪組織の手を借りての犯行で、極めて悪質です。
どちらもどちら、と言えばその通りですが、日本の司法も舐められたものです。
今後、同様の保釈には、何千億もの保釈金も必要になると思います。
そのうえで、今回の保釈は全面的に見直す必要があると思います。
国際的に批判を浴びる 日本の検察の人質手法 ですが
他の法整備や運用のノウハウが、整わない中での
外圧に屈しての異例中の異例の保釈でした。
その結果のお粗末な、容疑者の国外逃亡。
更に先進国では、同じ死刑制度のある、アメリカ、韓国としか
結ばれていない、犯罪人引渡条約。
これがネックになり
国際的な犯罪人の引き渡しにも支障がある事も、検討課題の一つだと思います。
まだまだ、検討課題の多い事が判明した、今回の事件だったと思います。