カイロ屋岩岳

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昨日　黒川前東京高検検事長の処分が決まりました。

訓告で、自己都合退職扱い。

退職金は、約８００万円減の、約５９００万円。

かなり厳しい判断です。


野党は、これでもまだ足りないと言ってます。

何でもただ叩けば良いと言うものではありません。


追求する側も、もっと節度を持って、的を得た追求をして欲しいと思います。

この後のためにも、追求できるものを徹底的に追及したいのでしょうが

既に失脚したものを、そこまで追い詰めるのは

僕は、人としてどうか？

と思います。


処分内容は、法務省と検事総長が審議し、決めたそうで

参考となる事例を示して、内閣に報告。

内閣も、これを了承したそうです。


これは形式的な事で、実際は政府の言い分を

法務省と検事総長が飲んだ、と野党は言っています。


野党の言い分は、賭博で捕まった場合、もっと厳しい処分が妥当で

本来ならば懲戒処分相当だそうですが

元々、常識的範囲内の賭けマージャンで、賭博とは全く違います。

そんなに重大な処罰を受ける事とは思えません。


民間でも、黒川さんを告発する団体があるようです。

有罪無罪で言えば有罪でしょうが、情状酌量でほぼ無罪でしょう。


法務省が示した過去の事例に何が含まれたかは分かりませんが

もしかしたら、社会的地位のある人の社会的正義に反した行い

の事例も参考にしたのかも知れません。


あとは、金額の問題です。

定年と、自己都合退職では、差があるのは当然ですが

さすが高級官僚、こんなに開きがあるとは知りませんでした。


まあ、黒川さんクラスになると、８００万円くらいは少額なのかも知れません。

２月の定年で辞めていれば、その分を多くもらえたけど

３ヵ月多く、給料をもらっているので、まあ行って来いなのかも知れません。


野党の追及は、これからが本丸です。

黒川さんの評価を、落とすだけ落としておいて

その黒川さんを　余人をもって代えがたい　と評価した

安倍総理の任命責任を追及したいのでしょう。


果たしてどの様な国会になるのか？

お手並み拝見です。