何が真実か!
2020-06-16 14:02:300 Comments
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今日は、河井杏里議員秘書の判決の日です。
黒川さんは、本来とは違うところで議論が進んでいるようです!
ただ無駄に叩けば良い話、では無いと思います。
何度か、黒川さんについて書きましたが
検察には、真実の究明を第一に考えて欲しいと思います。
村木厚子元厚生労働事務次官の冤罪事件 では
特捜の捏造!
と言う、前代未聞の醜態をさらした検察。
しかし、問題はこれだけではないと思います。
検察も無理なストーリーによる
冤罪や敗訴の例もあります。
例えば
ロス疑惑の三浦和義被告の裁判や、ロッキード事件の真相もあります。
最近、黒川さんの行動を非難する延長で
かつての検事総長経験者らが、厳しい意見を述べています。
しかし、その人たちの時代も、同じような問題はありました。
検察が敗訴したロス疑惑 では
あり得ない、第3者の存在を主張して
ただ一人の、(おそらく)真犯人の三浦被告をとりのがしてしまいました。
この時は起訴した検察も、おそらく第3者がいない事は百も承知で
証拠が集めきれず、決め手に欠く訴訟を少しでも有利に進めよう!
と、ストーリーを捏造?したのだと思います。
僕はたとえ負けても、真相に近づく主張をするべきだったと思います。
一見、検察が政治に勝ったように見える ロッキード事件。
しかし 最近のNHKの取材で 事の真相が見えてくると
逆に、冤罪の疑いも出てきます。
取材では、当時の商社の担当者の証言で
ロッキード社の、ピーナッツやピーシーズは
検察が立件したトライスターではなく
当時の次期対潜哨戒機、P3Cであった事が分かって来ました。
しかし、ロッキード事件にP3Cの名は出てきません。
30億のうち、その大半の20億以上を占める、P3Cについては
フィクサー児玉誉士夫が、全てをあの世に持って行ってしまいました。
ロッキード事件の真相は、今も闇の中です。
取材に応じた 元商社マンの証言では
トライスターは既定路線で、目的はP3Cだったそうです。
ついでに、トライスターも宜しくね!
程度の意味だったそうです。
そうなると、検察が立件したトライスターは 冤罪?
総理による、巨額贈収賄事件。
それが無罪で終って良いのか!
焦る検察が、苦肉の策で思いついた
トライスターでの立件。
悪い事をした人を、名目が違ってでも立件したい!
気持ちはわかりますが
それでも愚直に真相を究明するのが検察だと思います。
その意味では、黒川さんも真面目に自分の仕事をこなしただけ。
根底には、検察内部でも政府がつけ入る温床が昔からあったと思います。
おかげで、検察が立件を見送ったP3Cの児玉ルートの大物政治家達は
政治生命も絶たれず、生き延びました。
黒川さんは真面目な公務員で
それを政府が悪用した例が、黒川さんの事件だったと思います。
これで、民間に下った黒川さんには
正義を全うする弁護士になって貰いたいと思います。