カイロ屋岩岳

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昨日のニュースでビックリ！

東山魁夷の偽物版画が流通していたそうです！

東山魁夷と言えば、長野県にも縁の深い画家で

信濃美術館のお隣にも、東山魁夷館があります。


信濃美術館は、現在建て替え工事中ですが

お隣の東山魁夷館は、既に改装も終わって営業中です。


東山魁夷の代名詞は、湖畔の白い鹿のいる絵ですが

信濃美術館に行くたび

となりの東山魁夷館で何度か見ました。


その東山魁夷の偽物が流通していた

と聞きビックリしました！


他にも、平山郁夫や片岡球子の偽物も流通していたそうです。

故人平山郁夫と言えば、元東京芸大学長で日本美術院理事長。

上野の東京国立博物館の特任館長などを歴任した超大物です。


そんな超大物の偽物を作るなんて、なんと大胆不敵！

ＮＨＫニュースによれば

大阪の画商が数年前から販売していた事を認めているそうです。


作成にかかわったとされる、奈良の工房では

８年前から納品していた事を認める一方で

何に使われるかは、一切知らなかったと言ってるそうです。

この工房では、版画修復などで４０年の実績があるそうです。


偽物の疑いがある作品は７１点あり

そごう・西武では、現在調査中で偽物と確認されれば

返金するそうです。


他のデパートでも、同様の被害の疑いがあり

現在調査中だそうです。


美術品の贋作は、これまでにもありましたが

日本で、こんな大がかりな大物狙いは珍しいのでは？

事件の全容が解明される事を祈ります。