9.11から20年
2021-09-12 11:43:200 Comments
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昨日は 20年目の9.11でした。
アメリカでは、追悼集会が催されたようです。
くしくもアフガン撤退完了直後に
20年目の9.11を迎えました。
ここで注意しなければならないのは
アメリカの力が落ちいて、世界の警察にはなり得ない
と言う事です。
日本も、アメリカを利用できるうちは良いけど
最後の最後では、アメリカは日本を見捨てる。
と言う事です。
アフガン撤退は、その予兆です。
尖閣は日米安保の範囲内を明言しているアメリカですが
領土問題は、当事者間で解決してくれ!
と言うのが、アメリカのスタンスです。
日本も、北方領土の無断開発を推進するロシアに対抗して
欧州との連携を強化し、北海道に欧州軍の駐留を認める。
豪欧と連携して尖閣を含む、中国の海洋進出に備える。
等の踏み込んだ検討をする時だと思います。
敗戦以降、アメリカべったりで軍事費の支出を抑え
経済発展してきた日本ですが、頼りのアメリカの信頼性が薄れています。
そろそろ、アメリカべったりは卒業すべきです。
欧州各国がアメリカに変わる程の頼もしさが
あるかと言えば、ありません。
今は、どこか一国が世界を支配できる時代ではありません。
アメリカだけと協調するのではなく
世界各国との協調を検討する時代です。
カイロヤ岩岳は 中国人民と中国政府は別。
と、常々言ってきましたが
今になってバイデンさんが同じような事を言ってます。
バイデンさんによれば、中国共産党と人民は別だそうです。
たしかに、中国は政府の上に共産党があるので
間違いではありません。
かつては、中国も豊かになれば民主化されると期待されました。
しかし今の習近平国家主席は、逆の道を辿っているようです。
習近平さんが出てきたときは期待しました!
これで、中国の民主化が一気に進む!
と思われました。
しかしその後、独裁体制を築いた習近平さんは
国内だけでなく、国外に国民の目を向けさせています。
いまの中国は、まるで戦前の日本です。
しかも、今の中国は周到です。
負けるべくして負けた日本とは違い
確実に、世界制覇に向けて、突き進んでいます。
中国の悲願は台湾統一です!
アメリカは、これを許さないと言ってますが
アフガン撤退を見ると、どこまで本気かは疑問です。
その時、日本は台中戦争にどう向き合うのか?
今から、考えておく必要があります。
アメリカが当てにならなくなる中で
日本の全方位外交が問われています。