日馬富士断髪貴乃花退職
2018-10-06 16:34:410 Comments
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激動の大相撲。
日馬富士が断髪し
貴乃花親方が退職しました。
9月30日には
日馬富士の引退相撲と断髪式がありました。
貴ノ岩は欠席だったようです。
その翌日の10月1日には
貴乃花部屋全員の千賀ノ浦部屋への移籍と
貴乃花親方の退職が承認され
貴乃花部屋が完全に消滅しました。
大相撲の一大功労者が
角界を去ると言う結末でした。
相撲ファンとしては、寂しい限りです。
民主的な部屋運営と、伝統を守る相撲道を貫いた
父親譲りの 不思議な 貴乃花親方の生き方と
相容れない、相撲協会の決別でした。
目指す相撲の形の違い、かも知れません。
もう一つ、僕個人の全くの私見ですが
バブル崩壊以降 も
親方株だけが崩壊しなかった事が
事の起こりの様な気がします。
そもそも、バブル崩壊で日本中が壊れました。
株価も暴落しましたが
その混乱の中、相撲の親方株だけは
ずっと高止まりのままだったと思います。
20代、30代で現役を引退し
その後も協会に残るためには、親方株が必要です。
親方株は、持っている人から買う必要があります。
先代も、先々代も、同様に受け継がれて来た筈です。
しかし、世の中はバブル崩壊で緊急事態でした。
その中、親方株だけは高騰を続け
引退力士の負担でした。
その様な土壌の中で、少しでも現役を続けて
有利に親方株を手にするために
星の貸し借りが横行した事が
八百長問題に発展したのだと思います。
以前から在った問題が、発覚しただけ!
との見方もありますが、僕は
この時期急増したから発覚した!
と思っています。
そして、改革に乗り出した相撲協会が
一門管理だった親方株を協会管理にして
相撲界のバブル崩壊を軟着陸させた!
と、僕は思います。
その功労者は、北の湖前理事長なのか?
八角理事長なのか?
或いは、代々積み重ねた成果なのか?
その辺は、僕には全く分かりませんが
今の形が、軟着陸成功の結果だと想像します。
その様な 大事の中
理想主義で、回りと軋轢(あつれき)を起こした
ガチンコ貴乃花親方の孤立。
更に、モンゴル一門?との確執。
時代の流れに翻弄された、頑な(かたくな)な天才
それが 貴乃花親方 だった様な気がします。
相撲界と、貴乃花親方の今後の発展を祈ります。