2週間?
2020-05-18 12:20:220 Comments
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緊急事態宣言が 解除されて初めての週末が過ぎました。
長野県は、引き続き一部自粛要請は続いています。
カイロ屋岩岳も時短営業継続中です。
みなさん、真面目に自粛を継続しているようです。
しかし、子供たちは我慢できずに、公園などに繰り出したようです。
もちろん、親子連れで。
都会では
だいぶ人出は戻ったようですが
まだまだ自粛は続いているようです。
ところで、今の状況は2週間前の成果だそうです。
たしかに、連休前に人出を抑えるための緊急事態宣言でした。
中国での
旧正月前に人の出入りを規制せず
世界に拡散した事の反省からです。
そして今のところは、それが功を奏したように見えます。
しかし 本当に今が2週間前の成果なのでしょうか?
そもそも、2週間とはウィルスの
最大潜伏期間が2週間から来ています。
もちろん、最大潜伏期間ですから
それより短いものも多分に含まれています。
最大潜伏期間以外の指標も必要かも知れません。
例えば、中学の数学で習った
平均や、モード、メジアン、などなど ・ ・ ・
実際の、新規感染者数のグラフを見ると
2週間よりは、もっと短く見えます。
最近の東京都の発表では、グラフのブレを吸収するため
前後5日間程度の平均値のグラフを出す事もあります。
高校の数学で習う、移動平均と言う手法です。
売り上げデータなど、大きくノイズの入りうるデータを
平滑化するために用いる手法です。
今回の政府の専門家会議には、数学の専門家も入り
8割の接触制限が必要 の根拠にもなっています。
必ずしも、2週間待たなくても
1週間位で方針転換を検討する事も必要です。
実際に、5月末としていた
緊急事態宣言解除も、大幅に早めました。
僕が見たところ、2〜3日で変化は現れ
1週間も見れば、少なくとも定性的な変化は見て取れると思います。
更に、定量的にとなると微妙ですが
解除後の動向の見極めは、慎重さが求められます。
少しでも、悪い兆しが現れたら、躊躇なく4〜5日でも
早急な判断が求められます。
世界とは違う日本、慎重に運営してください!