情状酌量
2020-06-04 10:34:170 Comments
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問題の 黒川元東京高検検事長が告発されています。
まず、間違いなく不起訴でしょう。
そのあと、告発した団体は、検察審査会に訴えるのでしょう。
それでも、不起訴相当が確実だと思います。
その場合、告発は水の泡です。
もし、起訴相当の決定が2回続けば
検察官役の弁護士による強制起訴となります。
ここまで行って、初めて白黒が付きます。
法律では明らかに有罪ですが
その判決は、限りなくゼロに近い罰金刑で終ると思います。
そんな事案が、果たして検察審査会で起訴相当になるでしょうか?
僕は、不起訴妥当の判定が出て終わる気がします。
そもそも、判決まで行ったとき
情状酌量で無罪となる事は無いのでしょうか?
もしあるなら、情状酌量で無罪が妥当な判決だと思います。
社会感情として、許せないのは分かります。
僕も、とんでもない奴だと思います。
しかし、法の下の平等は守られなければなりません。
もともと賭けマージャンは、テンピンまでは無罪
テンリャン(1000点200円)からは有罪と言う
指標もあるとか?
この目的は、あくまで反社会勢力の資金源の排除。
内容次第で、逮捕される事も有れば、されない事もある。
黒川元検事長の場合は、間違いなく白です。
何が有罪かは良く分かりませんが
有罪率99.9%の日本の検察が
こんな微妙な案件を起訴する筈がありません。
告発する側としては
検察身内の案件だけに
身内に甘いと言われない為に起訴する。
そんなシナリオを期待しているのかも知れませんが
ここは、法の下の平等を守り抜く
検察の姿勢を示して貰いたいと思います。
新任の林眞琴検事長は、国民の信頼は不可欠と言ってます。
しかし、世論の感情だけに流されては、法の正義は守れません。
どこかの隣国と同じになってしまいます。
ここは、法の下の平等を死守してください!
大昔、外国の要人が日本で青年に殺されて
強大な相手国の死刑判決の要求を無視して
無期懲役の判決が出たことがあったそうです。
当然、相手国からは睨まれましたが、それ以外の世界各国から
日本の司法を称賛する声があがったそうです。
僕は、日本の検察には、そうあって欲しいと思います。
そのうえで 巨悪を眠らすな!
同じ政権にすり寄った官僚でも、黒川さんと佐川元理財局長では
佐川さんの方が、より重罪だと思います。
林眞琴検事総長誕生の暁には
是非とも佐川元理財局長を追求して欲しいと思います!
自分の部下が自殺しても、平気な顔。
こちらの方が、よっぽど許せません。