大坂なおみ棄権と日本相撲協会
2021-06-03 09:32:390 Comments
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先日 突然、全仏オープンを棄権した
テニスの大坂なおみ選手。
自身のツイッターで、うつである事を明かしました。
あの、明るいキャラクターからは
想像もできない事ですが
本人は、相当苦しんだ様子。
世界が応援しています。
頑張れ大坂なおみ!
ところで 4大大会が連名 で
更なるペナルティーの可能性に、言及したそうですが
その後の、大坂なおみ選手のうつの告白に
こんどは一転、態度を軟化させた模様。
尽きるところ、メンタルに脆い大坂なおみ選手に
金(かね)を持つ、主催者が脅しのあとの
世論を睨んで、態度を変えた!
と言う事の様です。
人気者の大坂なおみ選手に
このまま引退されたくない運営側が
世論の動向も踏まえながら、譲歩した形。
まるで 日本相撲協会 を見ているようです。
日本相撲協会は八角理事長の元、大改革を断行しました。
その大元は、バブルが弾けた日本で
相撲協会の親方株だけは弾けず
それがのちの、八百長疑惑の温床となった!
と言う事だと思います。
これは 私の私見 ですが
世間では、バブル崩壊で多くの人が職を失いました。
しかし、相撲界だけは親方株のバブルは弾けずにうなぎ登り!
結局、引退後も相撲界に残りたい人は
現役の間に、大金を稼がねばならず
現役を長く続ける為に、星の貸し借りが横行し
八百長疑惑が発生したのだと思います。
大相撲の八百長の噂は昔からありましたが
当時の状況は、異常でした!
この連鎖を断ち切るために、親方株の協会預かりと言う
北の湖前理事長の大改革。
それを引き継いだ、八角理事長で完成!
ただ、そのためには相当無理もしました。
力士で唯一の中国人、蒼国来は裁判で無実を勝ち取り
現役復帰しました。
恐らく訴訟まで争えば
他にも現役復帰できた力士はいたでしょう。
しかし、既に社会的基盤を持っていた日本人力士達は
そこまではせずに引退。
なんの社会的基盤も無い、蒼国来だけは訴訟にまで発展。
結局、現役復帰しました。
この時は、相撲協会も一場所の猶予ののちに幕内復帰!
と言う、温情を示しました。
やり過ぎを自覚していたのでしょう。
それでも断行せざるを得ない程、状況は待った無し!
だったのだと思います。
五輪や世界規模のイベントの
運営団体も同じような問題を抱えている!
僕は、そう思います。
尽きるところ
大坂なおみ選手のメンタルが、もう少しだけ強ければ
それほど問題にはならなかったかも知れません。
でも、その強さと脆さを併せ持つところこそが
大坂なおみ選手の人気の秘密です。
そして、その分
後になって、もっと大きな問題に発展したかも?
いま、商業主義が横行しているのは
どこか、一つの団体だけではありません。
今回の事が、多くのアスリートにとって
良い方向に進む事を祈ります。