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次期米大統領はオバマに決まりましたが
8日から始まった 中国共産党大会 が終り
最高指導部の顔ぶれが決まりました。
予想通り習近平さんが総書記となり
胡錦濤派が後退したそうです。
反日教育の元祖
江沢民派が多くなったそうですが
胡錦濤派が軍の中枢を握り
江沢民派と胡錦濤派の間で
習近平新指導部は
難しいかじ取りを迫られる
との報道があります。
習近平総書記の父親習仲勲氏は
知日派で知られる胡耀邦が失脚する時
胡耀邦をかばった政治家だそうです。
胡耀邦 は中国人には
周恩来元首相 と同じくらい人気があります。
天安門事件には一次と二次があり
一次が周恩来、二次が胡耀邦を
それぞれ国民が慕って起きた事件です。
胡耀邦氏も習仲勲氏も
リベラルだったから失脚したようです。
ケネディーとキューバ危機を回避した
ソ連の フルシチョフ 書記長は
書記長になってから軍に手を出して失脚しました。
しかし ゴルバチョフ は環境が整うまで待ったため
軍部のクーデターも未遂に終わり
ペレストロイカを成功させました。
ゴルバチョフは書記長になった時
盗聴をさけ、戸外でライサ夫人にだけ
ペレストロイカへの決意を語ったと聞きます。
苦労人の 習近平 新総書記がどうなるか?
目が離せません。
ちなみに
湖錦涛 前総書記が出世できたのは
習近平氏の父親習仲勲氏が
他の長老達を共連れで引退した
おかげだったたそうです。
このため、湖錦涛前総書記は
習仲勲氏を大変尊敬しており
その息子の習近平氏とも決して不仲ではない
との話もあります。
まづは習近平新総書記のお手並み拝見です。